私の一冊 日本山名事典
hiroadmin | 2008年9月28日いつものように、書店内をうろうろとあっちの本こっちの本とジャンル問わず物色していたところ、一冊の本が目にとまった。
「日本山名事典」
という辞典でなく事典だ。(事典の方が内容が濃い)
国土地理院の2万5千分の1の地図に記載されている山が全て記載されている。
ちなみに ”駒ヶ岳”という山は日本に17カ所ある。
各山に関する内容は単なる標高や所在地にとどまらず、歴史、名称の由来、登山コース名、建築物、経度・緯度、その他山に関するデータが載っている。かなり時間をかけて出版に至ったのではないかと感じる。
山名は画数からも引くことができるので、読み仮名がわからなくても大丈夫である。正確に山名を覚えることができるので助かる。
(余談だが、テレビ朝日の若手女性アナウンサーがサッカーの番組で、画数を”ガスウ”と読んで司会者から大笑いされていたのを思い出す)
最後に編集委員の徳久球雄がはじめにで「登山は文化である」ということを取り上げていた事が印象に残った。
「日本山名事典」 徳久球雄、石井光造、竹内正著
2004年5月1日発行 (株)三省堂 5,300円