Ubuntuを起動すると時間が変更になってしまう修正
hiroadmin | 2009年12月14日Ubuntuを起動すると、システム時間(PCの内臓時計)がグリニッジ標準時になってしまい、Windows起動時に日本時間が表示されない。
Ubuntu8.10から何やら時間に関するプログラムに変更があったみたいで、起動するごとに標準時に修正されてしまう模様。
解決方法は、特別なプログラムを修正しなければならない。
特別なプログラムを修正するためには、root権限で修正しなければならない。
システム時間を日本時間に修正する方法
この作業を行うには、システムプログラムを修正するため誤った作業をしてしまうとUbuntu自体に影響を与えるため、慎重に行わなければならない。
まず、現在の表示時間が日本時間(Asia/Tokyo)に設定されているか、メニューの[システム]→[システム管理]→[時間と日付の設定]で確認する。
次に、root権限でログインする準備をする。root権限でログインするためにパスワードを設定する。
メニューの[システム]→[システム管理]→[ユーザーとグループ]で鍵のアイコン(クリックして変更可能に)をクリックしパスワードを入力する。root項目を選択し、プロパティをクリック。パスワードを設定する。OKボタンをクリックし、パスワード設定完了。さらにユーザ設定を閉じる。
ユーザの切り替えでログオフする。rootと設定パスワードを入力しroot権限でログインする。
特別なファイル(etc/default/rcS)を開く。
UTC=yesをUTC=noに変更し、保存する。
これで時間の問題を修正する作業は終了。
あとは再起動し、終了させて、Windowsを起動すると時間が日本時間になっているはずだ。
もし、時間が修正されていなければシステム時間を修正するためWindows起動時に時間を修正し終了させ、Ubuntu起動→シャットダウン→Windows起動すれば時間が日本時間になっている。
この作業は、Ubuntu起動に影響を与えるため慎重に行って下さい。