Ubuntu9.10が確実に壊れる2つの現象
お茶ノ湯博士 | 2010年1月8日メールやちょっとした調べ事は、ほとんどUbuntuを使用している。後はATOK X3とLinux用の日本語変換を手に入れれば、仕事でも常時使用できそうな可能性の兆しが出てきた頃、Ubuntuが何回か正常に作動しなくなった。
リセットしても回復せず、リカバリー不可能な致命的なバグだ。
予めシステムごとバックアップをとっていたので、30分くらいで元に戻ったが、常時使用するには、解決方法を見つけないと不安が残る。Ubuntuのフォーラムに参加するいい機会かもしれない。
Ubuntuが壊れたその1
ウインドウのタイトルバーが表示されなくなった。当然閉じるボタンもなく、Altキーを押しながらマウスを操作しないとウインドウ自体も動かない。ファイルをクリックしても起動するのは、必ず画面上部に表示されメニューが隠れてしまう。
壊れた過程は、WindowsXPがインストールされているA4タイプのノートPCにUSB接続でUbuntuを起動した。
ダブルディスプレイにしてみようと、19インチのディスプレイを接続した。
ディスプレイの機種を判別できずに「不明」の表示が表れる。ディスプレイの解析度を設定したり、19インチのディスプレイを右、左と変えているさなかに、いきなりファイルを表示している窓が壊れた。
すぐさま、ダブルディスプレイのまま再起動すると、症状が治っていない。シングルディスプレイにして、改めて再起動してみる。
変化無し。
改めて、ダブルディスプレイにしても正常にならなかった。
バックアップデータからリストアし、同じ事をすると同じ症状が現れ、結局解決できなかった。
Ubuntuが壊れたその2
GNOMEディスクトップのパネルがフリーズした。アイコンが全て消え、マウスでクリックしても何も反応がない。パネルの機能が全く使えない状態だが、他は正常に動く。
さら~に、Ctrl+Alt+F2でコンソールを表示すると、何やらメモリーが暴走中・・・・・・・。
メモリーの数字がスロットマシンのごとく、めまぐるしくカウントアップ。
Ctrl+Alt+F7で再びディスクトップ画面に戻るが、動作が鈍い。
一度再起動する。
同じ症状のままである。
再び、Ctrl+Alt+F2でコンソールを表示し、rootでログイン。ディスクトップ画面は正常に作動している。
sudo killall gnome-panelやsudo killall gnome-panel-dataのコマンドを打ち、またpanelを起動したが、変化無し。他にいろいろとコマンドで操作したが状況は変わらなかった。Linux自体は趣味程度だが、図書館やネットで調べてみても解決策は一向に見あたらない。(理解できない)
再起動またはシャットダウンすると、このようなメッセージが表れる。
2つのパネルを上部に統一しぃ、「両パネル隠す」にしぃ、パネルがフリーズしぃ、結果アイコンが何も表示されない。
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壊れた過程として、ディスクトップPCにUbuntuをUSB接続し、起動した。
画面上下にあるパネルのうち、下部のパネルを上部に移動した。
2つのパネルのプロパティで「自動的に隠す」を選択し、隠したり、表示したりを2、3回繰り返すと、パネルのアイコンが消えフリーズ。
Ubuntuの動作が鈍くなる。
バックアップデータからリストアして、3回ほど繰り返すが、同じ症状。
結局手の施しようがなく、ギブアップ。
前述の2つの原因に共通していることは、古いディスプレイを使用していた。これが原因かは不明。
その1ではディスプレイの機種は不明だが、その2では判別していた。
結論
- ダブルディスプレイにするときに、ディスプレイの機種を認識していないとき、ディスプレイ操作をすると確実にUbuntuは壊れる。
- 画面上下にあるパネルを上下どちらかに一緒にして、「自動的に隠す」を選択すると、確実にUbuntuは壊れる。
- システムごとバックアップをとっておくべし。PCでアブノーマルな事をする人は特に必要。
くわばらくわばら・・・・・・・。