たかがスターウォーズ、されどスターウォーズ3D(2)
お茶ノ湯博士 | 2012年3月19日『スター・ウォーズ エピソード1/
他の3Dとは違うのか
さて、スター・ウォーズの3Dは、他の映画とどう違って見えたのか。
結論、控えめな3D。
目の前に何かすごいものが迫ってくるとか、目の前で何かがぐるぐると回っている、という印象はなかった。
アバター3Dは、見ていると疲労感があったのに対して、スター・ウォーズ3Dは、疲労感がなかった。
ビルの谷間や宇宙空間などの奥行き感が印象に残った。そして、ポッドレースの立体感も印象に残る。
他に、このシーンは3Dにしてもいいだろう、と思っていたところが3Dにしていない、という感があった。 時々3Dグラスを外したりしながら、映像を確認した。
スター・ウォーズの3Dは、奥行き感や見やすさを重視したのだろう。
手間がかかっている
通常テレビ画面は1秒間に約30フレーム。映画は1秒間に24フレーム。いわゆる、1秒間に24枚の写真が入れ代わっているようなもの。
スター・ウォーズは、1フレームごとに修正を加えたり、人や物を分解して3D化しているらしい。膨大な作業だ。
やっぱりスター・ウォーズと今後
新しいシーンが数カ所加わったというが、わからない。
予めストーリーが分かっていながら、映画館へ出かけるのは、なにか新しいものを求めて行ったかと思うのだが、とくに驚くほどの感はなかった。
しかし、さすがという点はある。 大画面で楽しめるのは、スター・ウォーズならではの映像の作りとストーリー。何度見てもいい。
最近、映画館で久々に驚き感があったのはアバターである。3Dに新鮮さがあった。しかし、見ていて目がちょっと疲れた。
今後、既存の映画が3D化されるという。
スター・ウォーズは1年毎に1作。他に、タイタニックなどの3D化がある。