XPのサポート期間が終了してもそのまま使う方法(その6)
お茶ノ湯博士 | 2014年8月27日仕事以外にパソコン、スマホ、携帯を使う機会がすっかり少なくなり、ブログを更新するモチベーションが下がっている。
以前と比べ、通信機器に振り回されることが少なくなり、ストレスがかなり軽減した今日。
XPについては今回が最後
windowsXP(以下XP)のサポート期間が過ぎ、数ヶ月経過しました。
今更ながら、XPに関わることを書いているのは、まだXPを使用している人が以外にいるからだ。お金がないために、新しいパソコンを未だに買えない人がいること。買い換えるほど、あまりパソコンを使っていない人がいること。いずれにしろ、XPのままだとまずい。
そこで、限りなく無料でXPを他のOSに乗り換えて、より安全に使うための方法を”その6”で、XPに関わることを最後にする。
以降、思いついたことがあれば、後日追記する。
4.XPに代わるOS
”その5”でXPに代わるものとして、Ubuntuにふれた。
今回は、より性能の低いパソコンでも動くOSを紹介する。
PAE非搭載(”その5”の記事参照)に新規でインストール可能なOSは、”Linux Mint 13”である。(http://linuxmint-jp.netを参照)
2012年にリリースされたOSで、サポート期間が2017年である。
最新版のMint 17がリリースされ、サポート期間が2019年である。(筆者は導入していない)
XP搭載パソコンはほとんどが、現在では”性能が低いパソコン”である。よりストレスが少なく使うには、”Linux Mint 13”がいいのではないかと思う。
Mint 13はXPに近いメニュー
無料OSの中ではMintがXPと使用感が近いのではないかと思う。
マイクロソフトオフィスに代わるソフトは、LibreOfficeやApache OpenOfficeがある。
「Windowsソフトに代わるLinuxソフト」に関することは、他のサイトにかなりあるので参照。
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Mint 13の使用感(速さ)
CPUが”Pentium Mプロセッサー735 1.70GHz”、メモリ”512MB+756MB”のノートパソコンに”Linux Mint 13”を入れている。ブラウザー、ワープロや表計算ソフト、3M程度の写真、サーバー(Apache)は実用的に使える。(軽快サクサクまではいかないが)
ちなみに、Pythonというプログラム言語でソフトを作る統合開発環境のソフト(簡単にインストールできちゃう)もイライラすることなく使えた。
パソコン画面に天気やNHKのニュース記事が常に表示され、自動的に更新することのできる”ガジェット”がPythonなら簡単?につくることができる。
最後に
パソコンで何をするかで、”Windows7または8”にするか”Windowsに代わるOS(Linux)”にするかが一つの基準判断になる。
ブラウザー(ニュースなどを見る、Twitter、Facebook、ブログ管理)、メール、ワープロ、表計算、写真整理程度であれば、初心者でもMint(Linux)を簡単に使用出来る。
Linuxにはプログラムを学習する環境がある。Pythonなら独学で勉強することも可能。
ブラウザー、ワープロ、表計算、メールとかなり限定的なら、Puppy Linuxというものがある。超軽量のOSで、どんな古いパソコンでも”軽快サクサク”と言っても過言でないくらい。操作には少し癖がある。
XPからLinuxに移行する最大のメリットは、ほぼ無料である。
スマートフォンが増えつつある今、本当にパソコンが必要なのかどうか考えてみては。