PAE非搭載(nonPAE)パソコンにMint17をインストールする裏ワザ?
お茶ノ湯博士 | 2015年12月12日Linuxの基礎知識
パソコンのCPUで「Pentium M 」を使用しているものは、メモリを4GB以下しか認識できない。これを「PAE非搭載(nonPAE)パソコン」という。
Linuxディストリビューションとは、具体的には Ubuntu、CentOS、OpenSUSE、Debianなど、ある基本のプログラム(カーネル)を基にして作られたOS。スマホに使われているAndroidもその一つだ。
また、Linux Mintもディストリビューションの一つである。
新旧のパソコンとして分類の目安となる一つとして、大きいメモリを扱えられるパソコンかどうかだ。古いパソコンは、4GB以上を認識できない。
これは、どんなディストリビューションをインストールできるかどうかに影響する。
具体的には、Linux Ubuntu 10.04 は古いパソコン(nonPAE)にインストールできる。Linux Ubuntu 12.04 は古いパソコン(nonPAE)にインストールできない。これは、仕様で明示されている。
その裏技とは
パソコン WinBook WS553
CPU Intel Pentum M 735 1.70GHz
メモリ 1.2GB (512MB + 700MB)
10年前に発売された上記仕様のパソコン(以下WS553と称する)に、次のOSをインストールする。
OS Linux Mint 17 Xfce
ネット上ではWS553は、インストール不可となっている。
実際に、体験DVDをWS553で起動しようとしたが、*記号が数多く出力されて、フリーズ(どんなキーも受け付けない状態)してしまった。
裏技はこちら (昨年記事より)
http://blog.outdoorwalk.net/2014/10/18…..
プログラム追加、アップデートしながら1年間使用したが、不具合はなかった。
短所として、OS問わず最新パソコンを使用している人にとっては、起動・処理の速さが少し遅いと感じる程度くらいであった。
ところで、新ワザが・・・・
秋葉原では10年前のノートパソコンが、3,000円から売られている。
その10年前のノートパソコンでも、最新パソコンに劣らぬ速さで、ネット閲覧、ワープロ・表計算ソフトを使って作業が可能な方法がある。
次回を期待・・・・・・・・・。
最近のコメント