Ubuntu18.04LTSがリリースされました
お茶ノ湯博士 | 2018年4月28日 2018年4月27日に Ubuntu18.04LTSがダウンロード可能となった。
LTS(Long Term Support)が数値の後に付くのは、不具合が発生た場合すぐに修正をする期間が5年間であることを意味する。
今回のバージョンは、UnityからGNOME Shellに変更された。いわゆるデザインと使用方法が変更された。使用方法と言っても、全く新しくなったのではなく、以前からあったものを初期段階で使用できるものにしたものだ。
UbuntuはLinuxの種類で、WindowsやiPhoneでお馴染みのMacと異なるOSである。
Windows10の前バージョン、WindowsXPによく似たデザインや使い方でUbuntuは少数派ながら人気を博した。
雑誌の付録DVDとして入手できる他、ネット上から無料でダウンロードしDVDに書き込む。
DVDに書き込まれたUbuntuは、WindowsやMacで動くパソコン上で動作する。いわゆる制限付きでブラウザーやソフトが体験できる。体験しているDVDは、そのままパソコンにインストールすることができる。
ダウンロードからインストールまで、無料でできることがUbuntuの最大の魅力だ。
ネット上でパスワードやデータが盗まれる危険性がある中、DVDから起動したUbuntuは比較的安全ある。なぜなら、DVDから起動すると書込不可のため、OSを改ざんすることが不可能だからだ。ただし、起動するたびに設定が初期化されるため、初期設定で使用するとき以外あまり実用的でない。
使用しなくなったパソコンに、Ubuntuをインストールしてサブとして使用する方法が増えつつある。また、トラブルになったWindowsの救済方法としてUbuntuは活用されている。