稲妻
お茶ノ湯博士 | 2008年7月4日 夜、歩いていると遠くで稲妻が見えました。
思わず、手持ちのデジカメでカシャッ!
と、簡単には稲妻は撮影できない。
この写真は、時計を使って稲妻が現れる間隔を計って、
撮ったものである。
雷
雷は、積乱雲が発生し、その雲の中で雹(ひょう)や霰(あられ)が風に吹かれながら、衝突、分散、凍結を繰り返し電気を帯びて、雲から電気が逃げ出そうとした現象である。
電気を帯びた雲は、プラスの電荷は上へマイナスの電荷は下に移動する。やがて雲の中で電圧が高まったところで、ドッカーンと音を立てながら地上へとマイナスの電荷を帯びた電気は、雲から地上へ向けて進んでいく。これを落雷(放電)という。
雷は落ちると言うが、「落ちる」という表現は慣用的で、正確に「放電」というのが正しい。
雷の音
雷はゴロゴロ・・・・・ドッカーンなどの大きな音を出して、人を驚かせるが、この雷の音の正体は、電気が通ると周辺の空気が一瞬に暖められ、空気が膨張し振動したときに起こる現象である。
音は1秒間に340mに進む(気温によっては多少前後する)。光が見えてから1,2,3(十、二十、三十とカウントした方がより1秒に近づく)とカウントして音が聞こえたら、雷は1km先にあるということである。
雷が目の前で落ちたら・・・
昔、目の前で雷が落ちたのを覚えている。その時車内にいたが、車がものすごく揺れた。
ある話によると、雷が落ちたら周辺の人は空気の膨張と共に烈風のごとく吹っ飛んでしまうという。