Mint
作成日 2014年10月25日
更新日 2018年9月30日
Pythonで作られたアプリDropboxやGwenviewについてMint 19 xfce 64bit を導入したところ、以前に正常に動作しないアプリ、DropboxやGwenview(グラフィック系)が正常に動作した。 2018.9.30 Linux Mint 18 xfce でDropboxが正常に動作しない原因として、考えられること。 2018.6.17 最新版は Linux Mint 18または18.1(2017年3月11日現在)です。 《 インストール対象機種について 》 MATE、 Xfce の両 OS の安定性に関して、ソフトの相性からみると MATE の方が有利に思われる。 例えば Dropbox のソフトを見てみると Xfce では通常インストールでは正常に動作せず、起動できるように特別対処が必要です。 2017.3.11 |
Mint とは
MintはLinuxのUbuntuを基にして作られたOS。
特徴は、
- すべてのソフトウェアが無料。
- 30,000を超えるソフトが全て利用可能。
- セキュリティ性が高く、ウイルスに感染するリスクは非常に低い。
- 生産性、安定性と成熟したMATEディスクトップ(Mintの種類)。
- 現代的で新しくエキサイティングなCinnamon(Mintの種類)。
- 高機能なOfficeアプリケーション。
- マルチメディアにも対応していて、DVDや音楽が視聴可能。
- 画像の加工、イラストも作成できる。
- 数々の幾何学的な絵や、コンピュータ上で音楽をコントロールしたり創作が無料でできる。
- 簡単なソフトウェア管理。
- ユーザーによるヘルプとサポートも受けられる。
参考にしたサイト http://linuxmint-jp.net/feature.html
上記の特徴に付け加えるならば、WindowsXP(2014年4月にサポート終了)に似た操作性がある。WindowsXPのコンピュータを捨てずに、OSをLinux Mintに入れ替えて使用してもWindows8 に比べ違和感が少ない。
Mint は Linux の中でも低スペックのパソコンにインストールできる可能性が大きい。
最新の Mint 17にペンティアムMプロセッサー(CPU)が入っているパソコンにインストールできないことが多いと言われているが、特定の方法でインストールすると動作の不具合無く使用できる。(実際に使っている、詳しくはブログ本編を)
Mint 17 で動かない場合、Mint 13 で動く場合が多い。
Linux Mint のユーザーズガイドのダウンロード https://www.linuxmint.com/download.php |
2.Mintの種類
主として4つの種類がある。
Cinnamon、MATE、KDE、Xfce
他に企業向けや非公開のMintがある。
Cinnamon
デザインが綺麗で最新の技術を取り入れている。グラフィック表示に強いパソコンが推奨されている。
MATEより多いメモリが必要。
MATE
Mint というと、MATE(マテ)を指すことが多い。
必要メモリやインストールする容量が最も少ない。
安定動作し、最も低スペックパソコンに対応している。使いやすくするための設定が他より少ない点から、初心者に扱いやすい。
WindowsXPの操作に最も近いと言われている。
ペンティアムMプロセッサー(CPU)のノートパソコンで、MATEは動いた。
KDE
デザインがMintの中で最も綺麗。このため、必要メモリやインストールする容量が最も必要とされている。グラフィック表示に強いパソコンが推奨されている。
低スペックパソコン対応には疑問が残る。
KDE専用の優れたソフトが多数ある。MATEなどでも使えるようにするには、あるプログラムをインストールすることで可能。
最低でも10GBのディスク空き容量と2GBのメモリが必要。
Xfce
デザインや使い方を色々と細かく設定できる。いじりがいがあり、使いやすく設定したい人には Xfce が向いている。専門的なメニューも多々ある。
一方、設定項目が多いことで面倒な場合、MATEの方が使いやすい。
MATE同様に低スペックパソコンに対応している。インストール容量はMATEより多い。
いくつかのサイトでMATEとXfceを比較すると、低スペックのパソコンにはややXfceのほうがやや有利のようだ。
(同じパソコンに、両方をインストールし使用したが、メニュー表示以外に明らかな違いは見られないように思えた。長期使用に関しては不明)
メニューの表示について、起動した最初だけ異常に遅く、5〜10秒かかることもある。2回目以降は問題ないが、新たにソフトをインストールしたり、設定変更すると表示が遅くなることもある。
マウスの右ボタンメニューが他と比べ便利なものがあるため、ソフト管理以外からのソフトのインストールが便利に思われる。
必要最低限のメモリ容量は512MB。
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上記の他に、Debian系のMint LMDE(201403) がある。
MATEとCinnamon で、システムとソフトは上記のMint(Ubuntu系)ほど最新版でないようだ。
以前は日本語化に弱点があったが、最新版ではかなり解消されているという。
低スペックのパソコンには、よりMint LMDE MATEが向いているとも言われているが、Ubuntu系のXfceと比べると実用的な差があるかどうかは不明。
ペンティアムMパソコンにインストール可能かどうかは未確認。
はじめまして、お教えください。MATEを64b32bそれぞれインすとして試しておりますが、WiFiで困っておりまして、コレガのCG-WLUSBNM なのですが、ネットで見つけた方法でも失敗ばかりでして、 この17.1で自動認識してくれるUSBのネットワークアダプターのメーカーがわかれば助かると思うのですが、どのメーカーがよいか分かりますでしょうか?ゴレガが使えればよいのですが、端末の画面でのコマンドが難しく、ドライバーもHPの成功例とも違っておりまして、さっぱり手におえません。度素人ですのでお教え頂けるとありがたいのですが。お忙しいところ申しあけありません。MSDOSは過去に触った経験がありますが、勝手が誓います。よろしくお教え頂くようお願い申し上げます。
『コレガのCG-WLUSBNM』を使用したことがありませんので、「どのメーカーが自動認識するか」というのはわかりません。
Webで製品を調べてみると、
「他社無線LAN親機・子機との互換通信もOK!!(Wi-Fi認証取得)
本商品は、Wi-Fi Allianceにおける厳格な認証と互換性テストに合格し、同団体が発行する「Wi-Fi CERTIFIED」ロゴを取得した製品間との接続性が保証されておりますので、他社無線LAN機器との接続でも安心してお使いいただけます。 」
とありました。(「」内はコピペしたもの)
とりあえず、CG-WLUSBNMまたはUSBコネクタが壊れてないかチェックしてみてはいかがですか。
通常、親機が正常にネットに接続されていると、USBコネクタに子機を差し込むとパスワードを請求され、親機に記載されているものを入力すると接続されるのですが。