Ubuntu便利ソフト(2)NoteCase
hiroadmin | 2009年12月8日資料整理やパスワードをメモしたり、レポート作成する上で文字、イメージ、ファイルの整理、参照するリンクを何かにまとめて整理する機会があるだろう。
Windowsでよく使われるソフトにOneNote(マイクロソフト)がある。
様々なメディア(イメージ、音声、動画)、作図などを整理でき、ボイスレコーダ機能もついた優れたソフトだ。
Ubuntuでも似たようなソフトがある。CaseNoteというソフトだ。どちらか言えば、画像付きアウトラインプロセッサーといったところだろうか。
機能こそOneNoteにはとうてい及ばないものの、文字、イメージ、添付書類として再生可能なメディアを登録できる。
カテゴリ別に情報をまとめることができ、ファイル自体にパスワードを設定できる。IDやパスワードを管理するには便利である。
インストール
メニューのUbuntuソフトウェアーセンターから「NoteCase」をインストール。
初期設定で日本語化する
初期設定はメニューが英語になっているので、Edit→Configure NoteCase(ショートカットキーF7)からGlobalタブボタンを選択し、「Use system…….」にチェックをいれる。再起動すると、メニューが日本語になっている。
日本語化前
日本語化後
パスワードを設定する
ファイルにパスワードを設定し保存するには、「保存」または「名前を付けて保存」時に、ファイルフォーマットで「暗号化・・・」を指定し、パスワードを入力する。一旦終了し、再び同ファイルを開く際にはパスワードを要求されるので、設定パスワードを入力する。
設定によるが、NoteCaseを起動したときに終了時直前に読み込んだファイルを自動的に読み込み表示してくれる。
パスワード管理やレポート作成には便利なソフトなので、試してみてはいかがだろうか。