Ubuntu
作成日 2009年11月22日
更新日 2014年06月29日
UbuntuはOS
OS(オペレーティングシステム)はワープロやメールソフトを動かすための基本ソフトである。
OSがインストールされている上で、ワープロやメールソフトが使用できるのである。
有名なOSには、Windows、Macがある。
UbuntuはLinux(リナックス)の仲間で、LinuxとUbuntuがセットになってワープロやメールソフトを動かす。
Ubuntuの何がいいのか
OS自身が無料である。
WindowsやMac(一部のバージョンを除く)が有料なのに対して、Ubuntuは完全無料である。
実用的ソフトがほぼ無料である
ワープロ、表計算、メール、デジカメ関連などのソフトが無料で使える。
基本的には、数万のソフト一覧から選んで、ダウンロードして使う。(WindowsやMacはホームページ上から探してダウンロードする)
近年、ソフトには有料も出だしている。
ソフト更新は楽々
Windowsは使用するソフトごとに個別でソフトの不具合を更新しなければならない。
UbuntuはインストールしているソフトをOSも含め一括で更新する。更新に対して、Ubuntuは手間いらずである。
セキュリティはWindowsやMacより強い
WindowsやMacは、今やセキュリティソフトがインストールされていることが前提で使用することになっている。
Ubuntuにもいくつかの無料セキュリティソフトがある。もちろん使用した方がいい。
しかし、根本的にはUbuntuを狙ったウイルスソフトはほとんど存在しないことが大きい。
また、セキュリティに対する多くの工夫がなされている。
廃棄処分クラスのパソコンで使用可能
2014年4月でWindowsXPのサポート終了となる。使用はできるが、セキュリティに対する対処をしなくなる。
実質的にインターネットにつないだ状態で、使用することはできない。
Ubuntuにはいくつかの種類(ディストリビューション)がある。古いパソコン(2005年頃)で動作するものもある。
XPを使っていたパソコンを廃棄せずに、Ubuntuをインストールすることで、インターネット、メール、ワープロ等を問題なく使える。
ただし、バージョンアップごとに高性能のパソコンを要求している。
この場合、使い方は多少異なる部分があるが、低機能対象とするプログラムを追加して使用することも可能。
Windows、Macのパソコンから起動できる
外付けハードディスクにUbuntuをインストールできる。
インストールしたハードディスクを持ち運び、移動先のパソコン(WindowsやMacを問わず)でUbuntuを起動して使うことができる。
ちょっとした知識があれば、起動できる。
WindowsやMacより優秀なソフトがある
Ubuntu用の優秀なソフトが増えた。Ubuntuソフトから新たにWindows用として作られたソフトもある。
有名なオンラインゲームが使えない
ネット依存症のきっかけとなるオンラインゲーム。ほとんどがWindows用だ。
Ubuntuにもオンラインゲームはいくつかある。しかし、全て英語で、使用限度の分別が付かない年齢には、「使うな」というより「あらかじめ使うことができない」とあきらめて使用してもらった方が、親の立場としては少し安心かもしれない。
Ubuntuの不便な点
参考にする資料が少ない
このため、一人で勉強して使いこなすことが、WindowsやMacに比べ大変である。
Ubuntuを対象としたパソコン教室もほとんどない。
サポート期間が短い
これはWindowsに比べてである。Macもサポート期間が比較的短い。
新しいUbuntuを使用するには、クリックするだけで可能だが、使用感が変わってくる可能性がある。
ただし、バージョンによっては、サポート期間が最長5年というものもある。
ハードのサポートが少ない
プリンターやグラフィックボードは、ほぼWindowsやMacを対象に作られている。
Ubuntuはハードを接続して使えるように汎用的なプログラムを予め取り入れている。だから、細かい設定はできないこともある。
Ubuntuとは
参考ブログ
ハードウェアサポート情報
ハードウェアサポート情報 – Ubuntu Japanese Wiki